・辞めさせたい社員がいる
・クレーマー社員に悩まされている
・角が立たずに社員を辞めさせる方法を知りたい
会社経営をしていると、うまくいけばサラリーマンの何倍から何十倍のお金を手に入れることができます。
それ故、会社経営者を目指す人は少なくありません。
確かにそのような素晴らしい1面はあるものの、一方で様々な問題を解決していかなければいけないことも忘れないようにしましょう。
人間関係の問題はどこの会社でも起こり得る
特に人間関係の問題はどこの会社でも起こり得ることであり、自分が直接関係なかったとしても、社員同士あるいは従業員同士で揉め事が起こるケースもあります。
やはりこれは学校等と同じように、そこに人がいればいるだけ問題が生じる可能性があることを意味しています。
いくら質の高い社員を雇っても、そのような問題はいつまでもつきまとうと考えて良いです。
そして経営者ならば、それを解決する方法を知識として知っておかなければいけません。
トラブルメーカーと呼ばれる人が10人に1人はいる
従業員にもいろいろいますが、従業員同士のトラブルが起こる場合でも、特定の人が問題をたくさん起こしているケースがあります。
いわゆるトラブルメーカーと呼ばれる人が10人に1人あるいは20人に1人ぐらいいるわけです。
小学校や中学校あるいは高校の頃を思い出せばわかりますが、必ずクラスに1人は問題児がいたでしょう。
その問題児は、いろいろな問題を起こし、とにかく邪魔者扱いされていたかもしれません。
なぜそのようなことをするかはさておき、必ずそのような人が人数が増えれば増えるほど出てきます。
この場合、辞めさせたい社員に認定されることがあるかもしれません。
会社にとって不利益が生じる場合
ただトラブルを起こしているだけならばやめさせる必要はありませんが、会社にとって不利益が生じる場合には辞めさせるのもやむを得ないといえます。
この不利益はいろいろ考えられますが、1つは業績が悪化する場合です。
例えばその社員がいることにより、会社の評判が悪くなった場合などが考えられます。
外で問題を起こし、警察沙汰になった場合や、何か問題を起こし会社の名前を低下させたような場合です。
このようなときには、その社員のせいで会社経営者も被害を被りますが、現在勤務している人も被害を被るでしょう。
確かに理屈としては、100人いる会社の中で1人問題を起こした場合でも、99には全くの無関係の人間で善良な従業員と言えるかもしれません。
ところが世間はそのようには見てくれず、1人の人が問題を起こし、その会社名等が公表されるとその会社に勤務している全員が問題児ではないかと考えるようになります。
問題を起こす社員のパターン
ミスばかり起こしている社員
そしてマスコミもあることないことを色々と週刊誌や新聞などに書き、それが広がっていきますます会社にとって不利になるかもしれません。
さすがにそこまでの問題を起こす従業員は少ないですが、そこまで爆発力がなくても悪影響を及ぼす人は少なからずいます。
1つは、ミスばかり起こしている社員になります。
ミスを起こすことによって会社に損失を被る事は誰でも経験があるかもしれません。
もしかしたら社長も、従業員時代には会社に損失を与えてしまったかもしれないわけです。
しかし、それが1度や2度ではなく毎回起こしている場合には、もはやその社員はやめてもらうしかありません。
なかなか出勤してこない社員
もう一つのパターンとして、なかなか出勤してこない社員が考えられます。
これは様々な理由がありますが、1つはサボり癖がついている人かもしれません。
少しのことですぐ休んでしまい、仕事に穴を開ける人は必ずどの会社にもいます。
大した理由ではないと周りが思っているにもかかわらず、本人は重大な理由だと感じることもあります。
これはどちらが正しいか明確では無いものの、やはり契約関係がある以上はしっかりする必要があるでしょう。
うつ病などの場合は傷病手当金などがもらえる可能性もある
サボり癖ではなく、うつ病などの精神病になりなかなか仕事に来られない人もいるかもしれません。
特に若い人は、精神的な病におかされていることも多く、最近は年配者でもうつ病などの病気にかかりまともに出勤できないと思います。
このような場合会社としては、社会保険に入れているはずですので傷病手当金などがもらえる可能性があります。
ただそれはあくまでわずか数カ月の間であり、これが半年以上も続いてしまうと会社としてもダメージが大きいです。
パートやアルバイトなどに降格させる
そもそも、社員が出勤しようとしまいとその社員の社会保険は支払わなければいけません。
そうすると、来なければこないほど損失が大きくなります。
このような場合、無理矢理辞めさせるわけにはいきませんがやめさせる方法としては1つ位を落とすことが考えられます。
例えば会社員になってしまうとなかなか辞めさせることができませんが、パートやアルバイトなどに降格させる方法があるわけです。
この方法は、あくまで強制的に行うと言うよりも本人にとってそちらの方が良いと説明した上で行うのが良いでしょう。
まとめ
もしパートやアルバイトになった場合には、比較的辞めさせることも簡単になります。
例えばうつ病ならば1週間に4回だけ来てもらい普通に働いてもらえばいいなどと伝え、その代わり社員としては難しいけどもパートならば問題ないと伝えれば納得してくれるでしょう。